MG3(ミルドグラインド3)ウェッジの特徴・スペック【ヘッドは3タイプ】【ノーメッキがスピン性能をUP】
テーラーメイドからMG3ウェッジが発売されています。
MG2ウェッジの後継モデルで、バウンスが3タイプに分かれています。
MG3ウェッジの特徴
3種類のソール形状
MG3ウェッジは、ソール形状が3種類あり、バウンスが異なっています。
写真左から、スタンダードバウンス(SB)、ローバウンス(LB)、ハイバウンス(HB)です。
スタンダードバウンス(SB)
直線的なソール形状ですが、ヒール側のバウンスが少し落とされています。
フェースを開いて使いやすくなっています。
ローバウンス(LB)
抜けの良いトレーリングエッジと三日月形の多面ソールになっます。
ターフに入りやすく、フェースの開閉を調節するタイプの方に向いています。
ハイバウンス(HB)
ワイドで大きめのバウンスになっています。
フェースを大きく開かずに打ち込むタイプの方に向いています。
ロフト別の最適設計
トウ側の肉厚が番手別に変えることで、フェース中央に重心位置が設定されていますので、芯で捉えやすくなっています。
ホーゼルの長さも番手別に変えていて、ロフトに合わせた最適な弾道を出しやすくなっています。
レイズド・マイクロ・リブ
スピンを生み出すフェース面上のグルーブ(溝)の間には、バー状の突起構造が施されています。
この「レイズドマイクロリブ」により、スイングスピードが速くないグリーン周りでのショットの場面で、バックスピン量をアップしてくれます。
より高精度のスピンショットがしやすくなっています。
プロが拘るノーメッキフェースを採用
タイガー・ウッズやローリー・マキロイといった世界のトッププレーヤーは、RAWフェース、つまりノーメッキのフェースを使っています。
それは、削り出しのままのグルーブの方が、上からコーティングを掛けるよりも、安定した優れたスピン性能を発揮してくれるからです。
MG3はノンメッキ仕様となっていますが、バックフェースやソール、ネックなどのフェース以外はメッキ処理が施されています。
ノーメッキは錆が心配ですが、フェース以外の部分が錆びることはありません。
MG3ウェッジのスペック
ロフト角 | ロフト角 | ソール | バウンス角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
46 SB | 46 | SB | 9 | 64 | 35.75 |
50 SB | 50 | SB | 9 | 64 | 35.5 |
52 SB | 52 | SB | 9 | 64 | 35.5 |
54 SB | 54 | SB | 11 | 64 | 35.25 |
56 SB | 56 | SB | 12 | 64 | 35.25 |
56 LB | 56 | LB | 8 | 64 | 35.25 |
56 HB | 56 | HB | 14 | 64 | 35.25 |
58 SB | 58 | SB | 11 | 64 | 35 |
58 LB | 58 | LB | 8 | 64 | 35 |
58 HB | 58 | HB | 12 | 64 | 35 |
60 SB | 60 | SB | 10 | 64 | 35 |
60 LB | 60 | LB | 8 | 64 | 35 |
60 HB | 60 | HB | 12 | 64 | 35 |
MG3ウェッジの発売日・発売価格
発売日は2021年9月4日、発売価格はDGシャフトが25,300円、NSプロモーダス3ツアー105シャフトが26,950円です。