タイトリスト T100・T100S・T200・T300アイアン 2021年モデルの特徴・スペック・発売日・発売価格まとめ
タイトリストのTシリーズアイアンが2021年モデルとしてリニューアルされました。
新しくなったT100、T100S、T200、T300の4機種について、特徴とスペックを取り上げます。
Tシリーズアイアンは4機種がリニューアル、2021年モデルに！
タイトリストのTシリーズアイアンは、APシリーズアイアンに変わるモデルとして、2019年に初代モデルが発売されています。
今回、2021年モデルとして2年振りにリニューアルされていますが、現時点でリニューアルされているのは、T100、T100S、T200、T300の4機種です。
最もやさしいアベレージゴルファー向けのディスタンスアイアン、T400アイアンはリニューアルされていません。
ですが、そもそもT400アイアンは後から追加されたモデルで、発売自体が遅かったため、リニューアルも遅れて行われる可能性は十分ありそうです。
T100アイアン 2021の特徴・スペック
特徴
モダンツアーアイアン。
正確な飛び・心地よい打感・抜群の抜けツアーNo.1が証明する、精密弾道がさらに進化。
テクノロジー
出典：Titleist
ソールデザインは、ツアープレーヤーによるテストを経て生み出されていて、あらゆるターフコンディションで抜群の抜けの良さを発揮してくれます。
出典：Titleist
T100アイアンは、ヘッド後方のトゥ・ヒールには高比重のタングステンウェイトが配置されています。Tシリーズアイアンで最上位機種ですが、ソリッドな打感を保ちながら寛容性も取り入れられています。
ロフト角は3～9番まで前作より1°ストロングとなっています。7番アイアンで34°となっていますので、しっかり高さを出してターゲットをデッドに狙いに行くアイアンです。
そのため、自分の力でしっかり飛距離が出せる方に適しています。
試打・評価
スペック
| 番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
|---|---|---|---|
| 3 | 21° | 61° | 39.00" |
| 4 | 24° | 61.5° | 38.50" |
| 5 | 27° | 62° | 38.00" |
| 6 | 30° | 62.5° | 37.50" |
| 7 | 34° | 63° | 37.00" |
| 8 | 38° | 63.5° | 36.50" |
| 9 | 42° | 64° | 36.00" |
| P | 46° | 64° | 35.75" |
| W | 50° | 64° | 35.50" |
| W2 | － | 64° | 35.50" |
| W3 | － | 64° | 35.25" |
発売日・発売価格
発売日は2021年9月24日。発売価格は、5本セット（6-#9、P）が¥132,000 、別売り3、4、5、W（50）が1本 ¥26,400。
T100Sアイアン 2021の特徴・スペック
特徴
ファスターツアーアイアン。
マッスル チャンネルが ツアー アイアンの精密弾道に、スピードをプラス。
テクノロジー
T100Sアイアンは、T100アイアンのストロングロフトバージョンです。ロフト角は全ての番手で２°ストロングになっていて、７番アイアンは32°となっています。
上級者向けの打感・コントロール性能を備えたアイアンを使っているものの、飛距離で少し楽をしたい方、球の上がりやすさを少し抑えたい方に適しています。
出典：タイトリスト
T100と比べて2°フェースが立っていて、飛距離性能が高まる反面、打ち出しが低くなることが懸念されますが、T100Sアイアンはそれを補うテクノロジーが搭載されています。
バックフェース側には、マッスル チャンネルが搭載され、打感・ボールスピードを落とさずに、打ち出し角が上がりやすくなっています。
試打・評価
スペック
| 番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
|---|---|---|---|
| 3 | － | 61° | 39.00" |
| 4 | 22° | 61.5° | 38.50" |
| 5 | 25° | 62° | 38.00" |
| 6 | 28° | 62.5° | 37.50" |
| 7 | 32° | 63° | 37.00" |
| 8 | 36° | 63.5° | 36.50" |
| 9 | 40° | 64° | 36.00" |
| P | 44° | 64° | 35.75" |
| W | 48° | 64° | 35.50" |
| W2 | － | 64° | 35.50" |
| W3 | － | 64° | 35.25" |
発売日・発売価格
発売日は2021年9月24日。発売価格は、5本セット（6-#9、P）が¥132,000 、別売り4、5、W（48）が1本 ¥26,400。
T200アイアン 2021の特徴・スペック
特徴
ツアーディスタンスアイアン。
ツアープロファイルと革新的テクノロジーを融合した先進のデザインがもたらす、高い飛距離性能。
テクノロジー
T200アイアンは、T100・T100Sと同様にヘッドがコンパクトでオフセットが抑えられていて、中・上級者が扱いやすいアイアンです。ロフト角はT100Sアイアンとあまり変わらず、7～9番で1°フェースが立っています。
構造そのものは中空が採用されていますので、T100・T100Sと比べると、飛距離性能、寛容性、球の上がりやすさがプラスされています。
中空になることで、打感・打音が損なわれることが懸念されそうですが、バックフェースにはマッスルプレートが搭載され、振動と反響が制御されていますので、爽快な打音、手ごたえのある打感が備わっています。
出典：タイトリスト
トゥ・ヒールのタングステンウェイトに加えて、ヘッド内部には、高弾性ポリマーコアを用いたマックス インパクト 2.0が搭載されています。これにより、オフセンターヒット時の飛距離ロスが抑えられ、弾道の安定性が高まっています。
試打・評価
スペック
| 番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
|---|---|---|---|
| 3 | － | 61° | 39.00" |
| 4 | － | 61.5° | 38.50" |
| 5 | 25° | 62° | 38.00" |
| 6 | 28° | 62.5° | 37.50" |
| 7 | 31° | 63° | 37.00" |
| 8 | 35° | 63.5° | 36.50" |
| 9 | 39° | 64° | 36.00" |
| P | 43° | 64° | 35.75" |
| W | 48° | 64° | 35.50" |
| W2 | － | 64° | 35.50" |
| W3 | － | 64° | 35.25" |
発売日・発売価格
発売日は2021年9月24日。発売価格は、5本セット（6-#9、P）が¥132,000 、別売り5、W（48）が1本 ¥26,400。
T300アイアン 2021の特徴・スペック
特徴
ゲームインプルーブメントアイアン。進化したマックス インパクト 2.0が生む スコアアップへ導く、驚きの飛びとやさしさ。
テクノロジー
T300アイアンは、T100、T200とは打って変わって、バックフェースの外周部が肉厚になったキャビティー形状が採用されています。
出典：タイトリスト
タングステンウェイトは、従来モデルと比べて40％増量されています。ソール後方とトゥ・ヒールに配置されていますので、寛容性だけでなく、球の上がりやすさもサポートしています。
T200アイアンと同じく、フェース裏面にはマッスルインパクト 2.0が搭載され、さらにフェース面はセンターからヒールにかけて薄くなる設計が採用されています。
これにより、ヒール寄りで捉えてしまった場合でもパフォーマンスが落ちにくく、飛距離のバラツキが抑えられます。
ロフト角はT200アイアンよりも約2°ストロングになっていて、7番アイアンで29°となっています。
飛距離よりも球の上がりやすさを重視したいアベレージゴルファーに適しています。
試打・評価
スペック
| 番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
|---|---|---|---|
| 3 | － | 61° | 39.00" |
| 4 | 20° | 61.5° | 38.50" |
| 5 | 23° | 62° | 38.00" |
| 6 | 26° | 62.5° | 37.50" |
| 7 | 29° | 63° | 37.00" |
| 8 | 33° | 63.5° | 36.50" |
| 9 | 38° | 64° | 36.00" |
| P | 43° | 64° | 35.75" |
| W | 48° | 64° | 35.50" |
| W2 | － | 64° | 35.50" |
| W3 | － | 64° | 35.25" |
発売日・発売価格
発売日は2021年9月24日。発売価格は、5本セット（6-#9、P）が¥115,000 、別売り4、5、W（48）が1本 ¥23,100。
まとめ
タイトリストのTシリーズアイアンの2021年のリニューアルについて取り上げました。
T100、T100Sアイアンは上級者、競技志向のゴルファー、T200アイアンは上級者で少し楽をしたい方、または、中級者で手応えのあるアイアンを使いたい方、T300アイアンは球の上がりやすさも欲しいアベレージゴルファーにおすすめしたいモデルです。
ディスタンス系で飛距離最優先と言う方は、T400アイアンがおすすめですが、こちらはリニューアルされていませんので、今後、リニューアルがあるかどうか少しまってみたいところです。
