ゴルフクラブの評価│ゴルフニュース

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コブラのエアロジェットMAXドライバー



今回はコブラのエアロジェットを打ちたいと思い、MAX 10.5度を試してみました。カーボンヘッドで、結構三角形な顔ですね。ローススピン系で、上がりづらくて結構落ちちゃう感じでした。

10.5度だけど、もちょっと低いかなと思って上げに行ったんですが、ダカママちょいちょい片目ぐらいで、上がりきんないかも。普通のエアロジェットかなと思ったんですが、実際はちょっと違う感じでした。

思いっきりかなと思ったんですが、ヘッドが難しくて弾が上がりきってない感じでした。ロースピンが強くなったような感じで、構えた感じのこのカーボンヘッドの雰囲気はちょっと優しくは見えるんだけど、実際打ってみるとその優しさとはちょっと違うかなっていうギャップがありました。

前作の方が好きだったんですが、全くまた違う感じだと思います。空力もわからなかったし、球が上がりきらなかったし、もうちょっと出玉が欲しかったかなと思いました。11.5度ぐらいで使えたらまたちょっと違うかなっていう感じです。

最後に、MAXのスタンダードの方が捕まりがちょっと弱かったんですけど、なんでかわからないけど右しか行かなかったんです。MAXの方が捕まりが良かったんですけど、厳しかったけど思いのほかいい球出たんですよね。

ツアーADとこのセットがなんでこのヘッドで行くんだったらもうちょっとしなりとかもうちょっとシャフトが優しめでも良かったかなーって思いました。MAXが一番優しいってことですかね。MAXの11.5度にするかなっていう感じです。

 

ステルス2のドライバー3種が適合リストに掲載されました

テーラーメイドのステルス2について、2023年になった途端、新たな情報が次々と出て来ました。

ステルス2では新構造を採用

テーラーメイドの本国アメリカのツイッターアカウントから、上記の投稿が元旦に投稿されました。

ステルス2の文字はありませんが、「our new driver」と書いてありますので、2023年モデルであることは自明です。

注目したいのは、移っていないパーツです。

これらは、恐らくカーボン化が実現されたパーツを指していると思われます。

フェース、クラウン、ソールが映っていませんので、主要3パーツ全てがカーボン化されたということでしょう。

既に、日本で発売されているステルスグローレでは、境目にチタンリングがあるものの、3パーツのカーボン化は先んじて実現されています。

恐らく、同じ構造がステルス2で採用されたということでしょう。

適合リストにステルス2のドライバー3種が掲載

そして、同じ日にR&Aの適合リストにもステルス2のドライバーが御目見えしました。

全部で8種類のヘッドが掲載されていますが、レフトハンド、バージョン違いを省くと、前作のステルスと同じラインナップの3種類のヘッドとなります。

  • ステルス2 PLUSドライバー
  • ステルス2ドライバー
  • ステルス2 HDドライバー

ステルス2 PLUSドライバーは、ソール前方にスライダー式ウェイト調整機能を搭載し、洋ナシ型で操作性を備えたドライバーです。

ステルス2ドライバーは、ヘッド形状がPLUSよりもやや丸みがあり、ウェイトがセンターよりもややヒール寄りにありますので、つかまり性能を少し持たせたドライバーです。

ステルス2 HDドライバーは、ヒール寄りのギリギリのところにウェイトが搭載されていて、つかまりの良さを最大限に高めたドライバーです。

 

キャロウェイのPARA/DYM パラダイムはドライバーが3種類

キャロウェイの PARADYME パラダイム ドライバー

 
 
 
 
 
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キャロウェイのパラダイムというモデルが、

インスタグラムで確認されました。

 

これまでのキャロウェイのモデルの中に、

「パラダイム」という名前の物はありませんので、

新製品ということになります。

 

この時期に出てくるということは、

2023年の新作ということになります。

 

テーラーメイドは恐らくステルス2でしょうから、

パラダイムはその対抗馬ということになります。

 

特徴はJAILBREAKとフォージドカーボンか?

パラダイムの映像を見る限り、

取り上げたい点が2つあります。

 

一つ目は、JAILBREAKです。

 

2017年のGBB EPICで初めて搭載された時は、

2本の柱がヘッドを貫通する刺激的な構造でした。

 

それが柱からフレームに変更し、

フェアウェイウッドやハイブリッドでは、

バーが八の字型に設置されたり、ヘッド内の左右両側を覆うような構造も

採用されています。

 

そして、パラダイム ドライバーでは、

JAILBREAKの文字は確認できますが、

特徴的だった2本の柱が貫通している様子が確認できません。

 

外側に影響しない構造で採用されているとなると、

ローグSTシリーズのフェアウェイウッドのように、

完全に内部だけに設置されていることが考えられます。

 

基本的に、ヘッドは外側・後ろ側に重量があると、

安定性が高まりますので、

その形が採用されると、同時に高MOI化が図られるメリットも得られそうです。

 

二つ目は、フォージドカーボンです。

 

ドライバーでフォージドと聞くと、フェース素材のように思われそうですが、

この文字があるのはソール面です。

 

実は、少し前に発売されたばかりのGBBにも採用されていて、

ソールの大幅な軽量化が実現されています。

 

パラダイム ドライバーでは、

フォージドカーボンが大きく採用されているように見えますので、

かなりの余剰重量が生み出されていて、

高MOI、低重心が、ローグSTより更に進んでいるのではないかと思われます。

 

ラインナップは分かりやすくなった

キャロウェイの最近のドライバーは、

MAXとかMAX LSとかSPEEDとか、

モデルの違いが分かり難いところがありました。

 

今回は、

  • パラダイム
  • パラダイム X
  • パラダイム ◆◆◆ LS

の3種類になっています。

 

ちなみに、Xはどのメーカーでも

ドロー仕様を意味することが多く、

今回のキャロウェイでもその意味で使われています。

 

ただ、これはUSモデルの話なので、

日本モデルでは、

パラダイム LSと言うモデルが出る可能性、

そして、「MAX FAST」の存在もありますので、

少しラインナップは違ってくるかもしれません。

 

PING G430の後継モデルは、G440になりそうな件

こちらの画像は、PINGを運営しているカーステン・マニュファクチュアリング社が申請した商標です。

 

PINGと言えば、Gシリーズですから、

もうピン(PING)ときますよね。

 

そうです。

G430の後継モデルの名前です。

 

ただ、これは現時点としては「確定」ではなく、

「可能性がある」という状況です。

 

「PINGから商標申請が出ているから、確実じゃないの?」

と思われる方もいるかもしれません。

 

何故、確定ではないかというと、

公式に発表されてないという、あたりまえな理由もありますが、

これまでも商標申請されながら、発売されなかったモデルがあるからです。

 

なので、G440についても、

まだまだ分かりませんし、

新たな技術が取り入れられて、

一気にG500になるという可能性も有り得ます。

 

とは言え、PINGは発売ありきで物作りをしていない企業で、

良いものができなければ発売を見送ります。

 

事実、ヒットしたG400 MAXの後継モデルは、

G410では発売されませんでした。

 

マーケティグ的には、G400 MAXにウェイト調整機能を乗せれば、

売れただろうにと思ってしまいますが、

そんな筆者が考え付くような安易なことはしません。

 

ということで、慎重にリニューアルを行いますので、

G440という商標を申請しておきながら、

飛び越してG500という可能性は、まず無いとは思います。

 

G440ということは、G430と同じ系統ということになりますので、

素材変更による重量配分の更なる最適化が、

主な改良ポイントになってくるのではないかと思います。

 

実際、G430 LSTで、ようやくカーボン素材をクラウンに採用しましたので、

残るMAXやSFT、そして、クラウンの一部だけでなく範囲を広げ、ソールにも適用する。

 

それにより打音も大幅に上級者好みになる。

 

そんな方向性ではないかと思います。

 

 

i230アイアンへPING女子ツアープロの移行が進んでいる!

PINGから発売のi230アイアン。

リニューアルが噂されながらもなかなかリリースされず、4年のブランクを経てのリニューアルとなりました。

PINGの女子ツアープロの使用率が高いi210アイアンの後継機種とあって、注目プロたちがi230に移行するのかどうかが注目されるところです。

そこで、i210アイアンを使っていた女子プロゴルファーたちが、i230アイアンのリリース後に移行を進めたかどうかを調べてみました。

PING契約女子プロゴルファーのアイアン 

選手 2022年前半 2022年後半 移行有無
鈴木 愛 i210 i230
渋野 日向子 i210 i230
比嘉 真美子 i210 i230
上原 彩子 i210 i210
前田 陽子 i210 i230
大出 瑞月 i210 i230
佐久間 朱莉 i210 i230
竹山 佳林 i210 i210
上野 菜々子 i210 i230

殆どのPING契約女子プロがi230に移行している

PINGのジャパン公式サイトでは、契約プロのクラブセッティング紹介されていまして、女子プロゴルファーは13名掲載されています。

2022年の前半の時点、つまり、i230アイアンが出る前の時点では、13名の内、9名がi210アイアンを使用しています。

その後、i230アイアンは発売より前にプロは手にしていて、移行した選手の情報が出始めました。

2022年の後半の時点では、i210アイアンを使っていた9名の内、7名がi230アイアンに移行しています。

公式動画やゴルフ系メディアを通して伝わってくる情報から、移行したプロたちからは、主に以下のような評価が聞こえてきています。

  • 見た目がシャープになった。
  • 溝が増えている。
  • 悪い条件下でもスピンが安定して掛かりそう。
  • シャープになった分、振りやすくなって、操作もしやすく飛距離も出そう。

コブラ エアロジェットドライバーは2タイプある

コブラゴルフの2023年モデルと思われるAEROJET(エアロジェット)のドライバーが、R&Aの適合リストに掲載され話題となっています。

ここ2年、ドライバーは3タイプに分かれていましたが、今回は2タイプに絞られているようです。

現在、確認されているのは、AEROJET(エアロジェット)ドライバーとAEROJET LSドライバーです。

AEROJET ドライバー

出典:R&A

AEROJETドライバーは、ヘッド後方にウェイトが搭載された標準的な仕様となっています。

モデル名、特徴からして、シリーズ中でニュートラルに位置づけられるドライバーのようです。

ウェイトが後方センターのみのため、弾道バイアスは無く、深重心で慣性モーメントが大きく、寛容性と直進性を重視したモデルです。

適合リストに掲載された情報によると、ロフト角は9°、10.5°の2種類となっていまして、12°は提供されないようです。

AEROJET LSドライバー

出典:R&A

AEROJET LSドライバーは、ヘッド前方にウェイトが配置されていて、浅重心設計になっています。

低スピンタイプのハードヒッター向けのドライバーのようです。

ウェイトは左右に1つずつ搭載されていまして、ソール面にはトゥ側にFADE、ヒール側にNEUTRALの文字が記されています。

ウェイトは重量が左右で12gと3gで異なることから、場所を入れ替えることでFADEにしたりNEUTRALにしたりという切替ができるようです。

ちなみに、このウェイトによる弾道切替は、LTDx LSドライバーと同様です。

これまでにないシンプルなデザイン

コブラのドライバーは、デザイン性が高く、特に最近のモデルは、アクティブでアグレッシブさが感じられるものが多い印象があります。

一説によると、コブラの顔に見えるデザインになっているという噂もあります。

しかし、今回のエアロジェットについては、ソール部分の装飾が少なく、すっきりとしたシンプルなデザインになっています。

AEROJETドライバーの発売時期

コブラゴルフでは、これまで3月、4月にニューモデルが発売されています。

2023年モデルと思われるAEROJETドライバーの発売時期についても、恐らく2023年3月~4月になるのではないかと予想されます。

カーボンシャフトとスチールシャフトの違い・特徴!メリット・デメリットを詳しく解説

アイアンのシャフトには、カーボンとスチールがあります。材質の違いにより、どのような違いがあるのか、それぞれのシャフトの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。

カーボンシャフトとスチールシャフトの見分け方

ゴルフクラブのシャフトの材質は、主にカーボンとスチールがあります。

ゴルフクラブを人から譲り受けたり、お任せで購入されているといったゴルファーでは、この違いがあるこをと認識されていない方もいます。

かく言う筆者も、親から借りたクラブをそのまま持って行って打っていた時は、全く気にしたことがありませんでした。

カーボンシャフトとスチールシャフトの簡単な見分け方は、大まかにいうと色です。

上の図で言うと、カラフルな方がカーボンで、ベースがシルバーの方がスチールです。

カーボンシャフトは材質の特徴から、派手なコスメティックの物が多い傾向にありますので、見た目でほぼほぼ識別できます。

カーボンかスチールかは、クラブの種類でほぼ決まる

カーボンシャフトとスチールシャフトで、採用されているゴルフクラブの種類にも偏りがあります。

ドライバー、フェアウェイウッドには、ほぼ全てと言って良いぐらいカーボンシャフトが採用されています。

これがユーティリティ、アイアンになると、カーボンとスチールを選択できることが多く、アイアンでは両方が標準シャフトとして採用されていることが多々あります。

さらに進んでウェッジ、パターになると、アイアンセットに含まれているウェッジを除けば、ほぼ全てがスチールシャフトが採用されています。

飛距離にはカーボン、正確さにはスチール

材質 カーボン スチール
ドライバー、フェアウェイウッド
ユーティリティ、アイアン
ウェッジ、パター

ゴルフクラブの違いにより、何故、シャフトの材質の違いがはっきり生まれるのか?

それは、ゴルフクラブの種類により、求められる性能・性質が異なっていることが関係しています。

ドライバーやフェアウェイウッドは、大きく飛ばして飛距離を稼ぎたいクラブです。そのため、カーボンの方がしなりを生かせる、軽くて振りやすいという特徴が生きてきます。

一方、ウェッジやパターは、狙った方向に狙った距離で正確に運びたいクラブです。しなりや捩れが大きいカーボンよりも、硬さのあるスチールの方が動きやブレが少なく適しています。

カーボンシャフトのメリット・デメリット

メリット

  • しなりを生かして、飛距離が出せる
  • キックポイント・重量バランスなどの設計自由度が高い
  • デザイン加工が用意で、カッコいいものが多い
  • 軽量で楽に振れる
  • 振動を吸収してくれるため、関節への負担が小さい

デメリット

  • しなり、ねじれが大きく、正確なショットには弱い
  • 価格が高い(スチールと比べて10~20%高額)

スチールシャフトのメリット・デメリット

メリット

  • ブレにくく、正確なショットに適している
  • 価格が安い(カーボンの方が10~20%高額)
  • 衝撃を感じやすく、ショットの成否を感じやすい

デメリット

  • シルバーベースでデザイン性が乏しい
  • 重量感がある(メリットに働くこともある)
  • キックポイント・重量バランスなどの設計自由度が低い
  • カーボンよりも関節への負担が大きい

まとめ

材質によるシャフトの性能・特徴について解説しました。

基本的には、カーボンは軽い、しなる、飛ぶ、少し高い、スチールは思い、正確さがある、少し安いと捉えてください。

一方で、技術の進歩により、最近ではスチールでも軽い物、カーボンでも重めの物、または、カーボンで軽いまま硬さがあるもの(いわゆるカルカタ)など、材質に関わらず多種多様なシャフトが増えています。

中・上級者で、より細やかなニーズがある方は、ゴルフショップ店員さんやクラブフィッターさんに相談すると、材質も含めてご自身のスイングに合ったシャフトをチョイスしてもらえます。