ゴルフクラブの評価│ゴルフニュース

ゴルフクラブの試打・評価・スペック・価格・発売日など最新情報を発信

PRGR egg 44ドライバー!ミート率が低いゴルファー必見

egg44ドライバーは、ミート率で飛ばす!

f:id:golf-ranking:20211016212942j:plain

PRGRから新たなモデル、egg44ドライバーが発売となっています。

 

分かりやすく、尖ったモデルを作り出しているPRGR。

 

以前から、ミート率アップを狙ったモデルとして、

Impact Specをリリースしていました。

 

従来は、ニュートラルモデルの別バージョンという位置づけでしたが、

今回のegg44ドライバーは、完全にミート率アップ専用の単独モデルとなります。

 

高ミート率の秘密は、短尺+重ヘッド

ミート率を上げるにはどうすれば良いかというと、

芯でボールを取らえること、当り負けしないことが重要になります。

 

egg44ドライバーは、それを実現するために、

二つの要素が組み込まれています。

 

1つは短尺、もう一つは重ヘッドです。

 

短尺によるミート率アップ

egg44ドライバーは、クラブ長さが44.5インチです。

 

現行の他のドライバーと比べると、

RSドライバーが45.5インチ、LSドライバーが45.75インチですから、

1~1.25インチの短尺となっています。

 

これは、だいだい2.7~3.2cmぐらいになりますので、

しっかり実感できる長さの差があります。

 

アイアンの3番と7番を比べると分かると思いますが、

短くなればなるほど、振りやすく、正確性も増します。

 

より芯で捉える確率・精度が高まりますので、

これはすなわちミート率のアップに直結します。

 

重ヘッドによるミート率のアップ

egg44ドライバーのヘッドは、

PRGR史上で最重量となっています。

 

重さは208gありますので、

一般的なドライバーヘッドと比べると、

10gぐらい重いです。

 

ヘッドが重くなると、しっかりと捉えられますので、

ミート率は上がります。

 

言葉にすると分かりにくいかもしれませんが、

例えば、同じスピードで、子供がぶつかってくるのと、お相撲さんがぶつかってくるのでは、

相手が吹き飛ばされる距離が大きく異なります。

 

これはつまり、インパクトエネルギーを表していまして、

同じスイングスピードでも、ヘッドが重たい方が、

インパクトエネルギーが大きくなります。

 

エネルギーが大きければ、ボールスピードもアップしますので、

ミート率がアップしていることを意味しています。

 

ロフト別にヘッドスペックが異なる

f:id:golf-ranking:20211016214440j:plain

 

もう一つ、egg44ドライバーが優れていると思うのは、

ロフト別にヘッド設計を変えている点です。

 

9.5°の方は、重心角が32°で、10.5°の方は、重心角が34°です。

 

つまり、9.5°の方はつかまりを抑えてあります。

 

一般的に考えると、9.5°の方は、ヘッドスピードが速い人が使うケースが多いと考えられます。そして、ヘッドスピードが速い人は、左への引っ掛けが出やすい傾向にあります。

 

9.5°の方はつかまりを抑えた設計にしているのは、対象ゴルファーを考えた場合に、より適した設計と言えます。

 

これで可変スリーブが搭載されていたら、

なお最高ですね。

 

このロフト角別のヘッド設計の違いは、

他のメーカーでも実質採用しているところもありますので、

今後、増えていくのではないかと思います。