ランチャーXLシリーズドライバー2021の3機種のスペックと特徴
ランチャーXL ドライバー 2021は3タイプある
クリーブランドから2021年モデルの新しいドライバーが3機種発売されています。
- ランチャーXLドライバー
- ランチャーXL LITEドライバー
- ランチャーXL LITE DRAWドライバー
XLの意味については、Extra Large、Extra Long distanceなど言われていますが、大きなヘッドによる高MOIを強く謳っていますので、Extra Largeではないかと思います。
なお、クリーブランドのモデルは、ウェッジとパターは日本で発売されていますが、ドライバーを含めたそれ以外のクラブは、海外での発売となっています。
その理由としては、ブランド力が、海外ではクリーブランド、国内ではゼクシオとスリクソンが強いからのようです。
スリクソン・ゼクシオのテクノロジーを搭載の特徴
ランチャーXLシリーズのドライバーに搭載されているテクノロジーは、注目すべきものが2つあります。
- REBOUND FRAME
- ACTION MASS CB
*出典:https://www.clevelandgolf.com/us/launcher-xl-drivers.html
リバウンド・フレームは、スリクソンのZXシリーズのウッドに搭載されているテクノロジーで、ヘッドの剛性がフェースから柔・剛・柔・剛と繰り返される構造が採用されています。
2重に柔・剛が繰り返されることで、大きな撓みが生み出され、ボールスピードのアップにつながります。
*出典:https://www.clevelandgolf.com/us/launcher-xl-drivers.html
もう一つのアクション・マス・シービーは、ゼクシオ11シーズンに搭載されているウェイトプラス・テクノロジーです。
グリップエンド側に重量を持たせることで、ヘッドが軽く感じられヘッドスピードが上がるのに加え、手元側がしっかりすることでスイング軌道が安定する効果があります。
クリーブランドはダンロップ系列になりますので、日本でのスリクソンやゼクシオの技術が共有化されています。
ランチャーXLシリーズのドライバー3機種の違い
ランチャーXLシリーズのドライバーは、3機種に分かれていて、それぞれに特徴があります。
ランチャーXLドライバーは、シリーズのノーマルタイプのモデルです。ネックにロフト角・ライ角の調整機能が搭載されているのが特徴です。
ランチャーXL LITEドライバーは、ランチャーXLドライバーを軽量化したモデルです。ネックは調整機能がなく軽量な接着型が採用され、シャフトも軽いものが装着されています。
また、クラブ長さも0.25インチ長尺になっていて、少ない力で大きく飛ばせるスペックになっています。
最近、クラブが重く感じられる方、少し楽に振りたい方にオススメのモデルです。
ランチャーXL LITE DRAWドライバーは、ランチャーXLドライバーをLITE(軽量)にして、DRAW(ドロー)バイアスにしたモデルです。
軽めのクラブで、さらに、スライスを抑えたい方にオススメです。
ランチャーXLシリーズドライバー3機種のスペック
ランチャーXLドライバー
可変スリーブが搭載されていますので、ロフト角・ライ角・フェース角を12の設定ポジションから選ぶことで、切り替えることができます。
残り2機種のLITE、LITE DRAWと比べると、クラブ重量は12g重くなっています。
ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ | バランス |
9° | 58.5° | 460cc | 45.75" | D3 |
10.5° | 60.0° | 460cc | 45.75" | D3 |
12° | 58.5° | 460cc | 45.75" | D3 |
9° | 58.5° | 460cc | 44.75" | D0 |
10.5° | 60.0° | 460cc | 44.75" | D0 |
12° | 58.5° | 460cc | 44.75" | D0 |
ランチャーXL LITEドライバー
ランチャーXLドライバーを軽量・長尺にしたモデルです。
12g軽く、0.25インチ長尺になっていますので、ハードヒッターというよりもスインガータイプのゴルファーに適しています。
ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ | バランス |
10.5° | 460cc | 60.0° | 46.0" | D1 |
12.0° | 460cc | 60.0° | 46.0" | D1 |
10.5° | 460cc | 60.0° | 45.0" | C8 |
12.0° | 460cc | 60.0° | 45.0" | C8 |
ランチャーXL LITE DRAWドライバー
軽量タイプのランチャーXL LITEドライバーに、さらにドローバイアスの要素をアドオンしたモデルです。
同じような位置づけのモデルとしては、軽量・長尺・ドローアイアスになりますので、ヤマハのインプレスUD+2ドライバー、長尺ではありませんがテーラーメイドのSIMグローレドライバーあたりになると思います。
ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ | バランス |
10.5° DRAW | 460cc | 60.0° | 46.0" | D1 |
10.5° DRAW | 460cc | 60.0° | 45.0" | C8 |
ランチャーXLシリーズドライバーの価格
ランチャーXLシリーズドライバーは、日本のクリーブランドでは取り扱いが無く、USモデルとなります。
発売価格は、ノーマルタイプのランチャーXLドライバーが399.99ドルで、日本円に換算すると約44,000円です。残りの2機種、ランチャーXL LITEドライバー、ランチャーXL LITE DRAWドライバーが349.99ドルで、日本円に換算すると約38,500円です。可変スリーブが搭載されていない分、価格が抑えられているようです。