【試打・評価】EPIC MAX FASTドライバー
EPIC MAX FASTドライバーの評価
キャロウェイから発売のEPIC ’21。後からEPIC MAX FASTシリーズが追加され、ドライバーのプロパーモデルは4機種となっています。
- EPIC SPEEDドライバー
- EPIC MAX LSドライバー
- EPIC MAXドライバー
- EPIC MAX FASTドライバー
ラインナップは従来と大きく変わり、キャロウェイのアスリート向けモデルの象徴的な存在だったサブゼロが無くなっています。
代わりに、MAXタイプでありながら低スピンタイプのEPIC MAX LSドライバーが加わり、MAXタイプは3機種というラインナップになっています。
EPIC MAX FASTドライバーは、MAVRIKのMAX FASTと同様に、軽量で振りやすいのが特徴のモデルです。
クラブ重量は標準シャフトのSRで270gとなっていまして、タイトリストのTSi1ドライバー、テーラーメイドのSIMグローレドライバー、ダンロップのゼクシオ11ドライバーあたりが同じターゲット層のモデルとなります。
EPIC ’21のドライバーは、GBB EPICで初めて搭載されたJAILBREAKテクノロジーが搭載されていますが、大幅に形状が変わっています。
従来はソール側にJAILBREAKの柱の接合箇所と思われる丸い点が2つありましたが、EPIC MAX FASTドライバーを含む EPIC’21のドライバーは、丸い点が4つに増えています。
これは、JAILBREAKの形状が、棒状から枠状に変わったためで、ヘッドの剛性がアップし、より効率的な撓みが生み出されます。
EPIC '21のドライバーは、大きくSPEEDタイプとMAXタイプに分かれます。
SPEEDタイプはサイクロンヘッドシェイプが採用され、空気抵抗を抑えたヘッド設計が特徴です。
MAXタイプの方は慣性モーメントを大きくするヘッド形状、そして、ソール後方のスライダー式のウェイト調整機能が特徴です。
EPIC MAX FASTドライバーは、EPIC MAXドライバーの軽量化モデルではありますが、ソールのスライダー式ウェイトは搭載されています。
ドロー・フェードの調整が可能となっていますので、弾道が右・左にそれる傾向がある方は、ウェイト移動により弾道を安定的にすることができます。
EPIC MAX FASTドライバー以外のドライバー3機種については、ネックにアジャスタブル・ホーゼルが搭載され、ロフト角・ライ角を調整することができますが、EPIC MAX FASTドライバーでは外されています。
恐らく、軽量化のための措置がと思いますが、ペンシルネック形状になることで、見た目もすっきりとしていて、ネック周りに重量感がない振りやすい形状になっています。
EPIC MAX FASTドライバーの試打 その1
試打ラボ しだるTVさんによる試打動画です。
キャロウェイのエピックマックスファストドライバーをトラックマンを使って計測試打しています。
EPIC MAX FASTドライバーの試打 その2
毎日みるとゴルフに効く!ゴルフサプリチャンネルさんによる試打動画です。
EPIC MAX FASTドライバーの標準シャフトのSで、272gのクラブをプロが試打しています。
普段は300g以上のドライバーを使ているでしょうから、272gという軽さに驚かれていますが、さらにレディース用の12°・Lシャフトでも試打されています。
EPIC MAX FASTドライバーのスペックとシャフト
メーカー | キャロウェイ |
製品名 | EPIC MAX FAST ドライバー |
ヘッド体積 | 460cc |
ロフト角 | 9.5、10.5、12.0° |
ライ角 | 59.5° |
シャフト | Speeder EVOLUTION for Callaway |
フレックス | R、SR、S |
長さ | 45.75 |
クラブ重量 | 約270g(SR) |
バランス | D1(SR) |