銀メダルの稲見萌寧の最新クラブセッティング
東京オリンピック2020で、見事に銀メダルを獲得した稲見萌寧。
最後はプレーオフとなり、銀か銅のメダル確定の中、勝負を制して日本ゴルフ史上で初のメダル獲得という快挙を成し遂げました。
2020・2021年の年間獲得賞金でも2位につけていて、トップの小祝さくらにわずか200万円差まで迫る活躍をみせています。
稲見萌寧の最新のクラブセッティングについて取り上げます。
稲見萌寧のドライバー
キャロウェイ MAVRIKサブゼロドライバー
ドライバーは、キャロウェイから2020年に発売のMAVRIKサブゼロドライバーです。
同社からは2021年モデルのEPIC 2021が発売されていますが、同シリーズでサブゼロが存在しないことも影響してか、2020年のMAVRIKを使い続けています。
- ロフト角:10.5°
- シャフト:The ATTAS
- フレックス:S
- 長さ:45.25インチ
稲見萌寧のフェアウェイウッド
スリクソン ZXフェアウェイウッド
スリクソンから2020年に発売のZXシリーズのフェアウェイウッドです。
以前は、ブリヂストンのツアーB JGRを使っていましたが、クラブ契約がフリーだけあって、異なるメーカーに乗り換えています。
- 番手:3番(15°)、5番(18°)
- シャフト:ATTAS JACK5
- フレックス:S
稲見萌寧のハイブリッド
ブリヂストン ツアーB JGR HY
ユーティリティは、ブリヂストンのツアーB JGR HYです。
フェアウェイウッドを同じツアーB JGRからスリクソンのZXに変えてからも、ユーティリティは変えずにツアーBを使い続けています。
ロフト角は22°(H4)、26°(H5)の2種類で、フェアウェイウッドの15°、18°を含めてウッド系で中距離を細かく賄っています。
- 番手:H4(22°)、H5(26°)
- シャフト:ATTAS MB ハイブリッド65
- フレックス:S
稲見萌寧のアイアン
テーラーメイド P770アイアン
アイアンは、テーラーメイドのP770です。
P770はバックフェースがすっきりしたマッスルバックかと思わせるような中空アイアンが出ていますが、それとは違って一つ古いキャビティーバックのモデルです。
一度、ブリヂストンのツアーB X-CBアイアンを使っていましたが、ヘッドが大きく、つかまり感があったため、それ以前に長らく使っていたテーラーメイドのアイアンに戻しています。
- 番手:5~P
- シャフト:N.S.PRO 850GH neo
- フレックス:R
稲見萌寧のウェッジ
タイトリスト ボーケイ SM8 ウェッジ
ウェッジは、タイトリストのスピンミルドシリーズです。
以前はSM7を使っていましたが、後継のSM8に移行しています。
- 番手:AW、SW
- ロフト角:52°、58°
- シャフト:N.S.PRO MODUS3
- フレックス:S
稲見萌寧のパター
テーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パター
テーラーメイドのトラスシリーズのパターです。
建築のトラス構造をネックに取り入れたモデルで、これまでにない新たな形状のパターです。
稲見萌寧のボール
ブリヂストン ツアーB XSボール
ブリヂストンのツアーB XSボールです。
タイガーウッズが使っているボールということで、ご存知の方も多いシリーズです。
SとXSの2種類あり、Sは飛距離を出したい方向け、XSはしっかりスピンを掛けたい方向けです。
まとめ
オリンピックで銀メダルを見事に勝ち取った稲見萌寧のクラブセッティングについて取り上げました。
クラブ契約フリーのため、選んでいるクラブ1本1本が、しがらみのない本心の選択ということで、とても参考になります。
特に、MAVRIKサブゼロドライバーは、2020年モデルではありながらも未だにエースとして使い続けている選手が多く、上級者にとても評価が高いドライバーです。
彼女のスイング、弾道に近いと感じられる方は、クラブセッティングを参考にしてみると良いかもしれません。