ゴルフクラブの評価│ゴルフニュース

ゴルフクラブの試打・評価・スペック・価格・発売日など最新情報を発信

石川遼の最新クラブセッティング!XR16フェアウェイを遂に手放した!

ここ数年は国内を主戦場としている石川遼。2018年から国内大会への参加が増え、翌年からは賞金ランキングTOP10を維持しています。

2019年には3度の優勝で賞金ランクも3位となりましたが、その後は優勝から遠ざかっています。

2021年のKBCオーガスタ、フジサンケイクラシックでは3年ぶりの勝利に迫りましたが、惜しくも2位となっています。

石川遼の最新のクラブセッティングについて取り上げます。

石川遼のドライバー

キャロウェイ EPIC MAX LSドライバー

f:id:golf-ranking:20210907074117j:plain

ドライバーは、契約しているキャロウェイの2021年モデル、 EPIC MAX LSドライバーを使用しています。

EPIC 2021年モデルでは、従来のサブゼロがなくなり、近いモデルとしてMAXでLS(低スピン)が新たにラインナップしています。

これ以前は、MAVRIKの440ccモデル、EPICFLASHサブゼロの◆◆◆を使っていましたので、MAXタイプという選択は違和感があります。

ただ、ヘッド後方の重りは外されていて、しかも長さは47.5インチという長尺なので、「MAX=やさしい」ではなく、思い切り尖ったクラブを使っています。

  • ロフト角:8.5°
  • シャフト:ツアーAD プロトタイプ
  • フレックス:TX
  • 長さ:47.5インチ

石川遼のフェアウェイウッド

キャロウェイ EPIC SPEEDフェアウェイウッド

f:id:golf-ranking:20210907075223j:plain

フェアウェイウッドは3+番、5番、7番の3本を使っています。コースにもよって変えてくると思いますが、2021年9月のフジサンケイクラシックでは、ユーティリティ無しのフェアウェイウッド3本です。

3本の内、3番と7番はEPIC SPEEDフェアウェイウッドです。石川遼のクラブセッティングと言えば、XR16の13.5°を長らく使っていたことが有名ですが、ここへきて遂に最新モデルに移行しています。

  • 番手:3番(13.5°)、7番(21°)

キャロウェイ MAVRIK サブゼロ フェアウェイウッド

f:id:golf-ranking:20210907075957j:plain

フェアウェイウッド3本の内、真ん中の5番(17°)は、一世代前のMAVRIKサブゼロを使用しています。

EPIC 2021年モデルではサブゼロが廃止されていますが、EPIC SPEEDはディープで浅重心なため、サブゼロに近い特徴を有しています。

  • 番手:5番(17°)

石川遼のアイアン

キャロウェイ APEC TCBアイアン

f:id:golf-ranking:20210907080446j:plain

アイアンは、APEXシリーズ4代目のモデル、APEX TCBアイアンを使っています。TCBはツアー・キャビティー・バックの略で、アスリートゴルファー向けのモデルです。

遠目にはX-FORGED CBかと思ってしまうようなモデルで、河本結らツアープロに使われています。

APEX 2021の発売開始時点ではTCBモデルはプロパーモデルではありませんでしたが、その後に一般ゴルファー向けに販売されています。

  • 番手:5~9

石川遼のウェッジ

キャロウェイ JAWS FORGED ウェッジ

f:id:golf-ranking:20210907081300j:plain

ウェッジは、48°、52°、56°、59°の4本を使っています。内、上の3本については、JAWS フォージドウェッジを使用しています。

ウェッジは頻繁に入れ替えていて、特に上の方の番手はなかなか定まっていないようです。

  • ロフト角:48°、52°、56°

キャロウェイ マックダディ2 ツアーグラインド ウェッジ

f:id:golf-ranking:20210907081902j:plain

一番下のウェッジは、59°で、マックダディ2 ツアーグラインドウェッジです。このモデルのみ長く愛用しています。

以前には64°まで大きく寝かせて使っていたことも確認されていますので、イレギュラーな調整をしてでも使いたいモデルのようです。

石川遼のパター

オデッセイ ブラックシリーズ #1

f:id:golf-ranking:20210907082612j:plain

パターはオデッセイのブラックシリーズの #1です。

石川遼のボール

キャロウェイ クロムソフト X ボール(2020)

f:id:golf-ranking:20210907083655j:plain

ボールはキャロウェイのクロムソフト X(2020)です。クロムソフトはノーマルタイプとXタイプがあり、一方は飛距離性能、一方はスピン性能に優れています。

石川遼が選択しているクロムソフト Xは、スピンショットが打ちやすい方のボールとなります。

まとめ 

石川遼は、プロデビューした当時はヨネックスと契約していましたが、その後はキャロウェイとの契約を続けています。

ドライバーに関しては、最新モデルを取り入れている一方、やはりフェアウェイウッドのXR16の印象が際立っていました。

しかし、2021年モデルでは、EPIC SPEED、MAVRIKを使っていて、XR16から遂に移行しています。