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大西葵プロの謝罪全文とJLPGAの性分発表全文

大西葵プロと大江順一キャディーとの交代騒動の件で、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が両者に注意の処分としたことを発表しました。

 

JLPGAにより処分の対象となる事実の認定もなされています。

 

2.認定事実

2022年度JLPGAツアーのアース・モンダミンカップにて、大西葵会員の帯同キャディーが、当該競技の第1日目である2022年6月23日(木)の17番ホール及び18番ホールにおいて、第19組の同伴競技者及び同伴競技者の帯同キャディーに対して、舌打ちをしたり、大きな声を発するなど配慮を欠いた言動をした。

*引用:https://www.lpga.or.jp/news/info/57524

 

これを受け、大西葵プロは、インスタグラムに映像は真っ白で、謝罪と説明の長文を掲載しています。

 

▼大西葵プロによる謝罪と説明のインスタ投稿

 

 

 
 
 
 
 
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JLPGAの処分発表全文

大西葵会員及び帯同キャディーに対する処分について


 

ファンの皆さまへ

2022年7月25日

 弊協会トーナメント事業部は、大西葵会員及び2022年度JLPGAツアーのアース・モンダミンカップにおける大西葵会員の帯同キャディーについて、下記の事実を認定し、下記の理由により、下記の処分を行う旨の決定をしましたので、お知らせいたします。

 また、弊協会として行う再発防止策を、下記の通り決定しましたので、合わせてお知らせいたします。

1.処分内容
 大西葵会員に対して:注意
 帯同キャディーに対して:注意

2.認定事実
 2022年度JLPGAツアーのアース・モンダミンカップにて、大西葵会員の帯同キャディーが、当該競技の第1日目である2022年6月23日(木)の17番ホール及び18番ホールにおいて、第19組の同伴競技者及び同伴競技者の帯同キャディーに対して、舌打ちをしたり、大きな声を発するなど配慮を欠いた言動をした。

3.処分理由
 弊協会トーナメント事業部は、大西葵会員及び帯同キャディーの弁明等を踏まえ、慎重審議した結果、上記2.記載の事実を認定し、帯同キャディーが行った上記行為が帯同キャディー規則第2項に違反する行為であり、JLPGAトーナメント罰則規定第4条第1号の「その他JLPGAトーナメント規約に付随する諸規定に違反すること」に該当すると判断しました。
 その上で、同トーナメント事業部会は、大西葵会員及び帯同キャディーの弁明等を踏まえ、JLPGAトーナメント罰則規定第3条第1号、第5条及び第6条並びに【別紙】「罰則基準」第18項第1号に基づき、上記第1の処分を科す旨の決議をしました。

4.弊協会としての再発防止策
 JLPGAツアー出場選手及び帯同キャディー向けの講習会を実施する。

以上

※関連規定

■JLPGAトーナメント罰則規定
第2条(対象者)
本規定は、次に掲げる者(以下「選手等」と総称する。)に適用する。
①    選手(JLPGAトーナメントに出場する者をいう。)
②    帯同キャディー
(略)

第3条(罰則の種類)
JLPGAは、次条に定める違反行為をした者(以下「違反者」という。)に対して、その内容及び情状に応じて、次の各号の罰則を科し、又は併科することができる。

①    注意
口頭もしくは書面による注意を行う。
②    けん責
始末書を提出させる。
③    罰金
一定の金額をプレーヤーズ委員会口座(チャリティ特定資産)へ納付させる。
④    出場停止又は職務停止
一定期間のJLPGAトーナメントへの出場を禁止し又はJLPGAにおける職務を停止する。
⑤    除名

第4条(違反行為)
前条の違反行為とは、選手などが行う次の各号のいずれかに該当する行為をいう。
①    JLPGAトーナメント規約、JLPGAツアー規定及びその他JLPGAトーナメント規約に付随する諸規定に違反すること。
②    JLPGAが指定するイベント、セミナー等の出席義務に違反すること。

第5条(罰則の決定方法)
トーナメント事業部は、違反者に対し、弁明の機会を与えた上で、罰則を科すことができる。

第6条(罰則の基準)
違反者に対する罰則の基準は、【別紙】「罰則基準」の通りとし、各違反回数は当該年度を通しての合計数とする。ただし、規定の違反回数を超えた場合又は個別の事案の内容によっては、【別紙】「罰則基準」に掲げる罰則以外を科すことができるものとする。

【別紙】「罰則基準」

18.帯同キャディーのキャディー規則の違反
①    帯同した選手への注意
②    帯同した選手への罰金(100万円以下)
③    帯同キャディーの職務停止又は登録取り消し(10年以下)

■帯同キャディー規則
2.    キャディーは、いかなる時でもエチケットとマナーを守り、他のプレーヤーに対しても心くばりを忘れず、スポーツマンシップに違反するような言動をしてはならない。

*引用元:https://www.lpga.or.jp/news/info/57524