【試打・評価】SIM2 MAXドライバー
SIM2 MAXドライバーの評価
テーラーメイドから発売のSIM2 MAXドライバー。
SIM2シリーズは、前年のSIMシリーズの後継で、ドライバーは前作と同様に3種類リリースされています。
- SIM2ドライバー
- SIM2 MAXドライバー
- SIM2 MAX-Dドライバー
SIM2シリーズの3機種の違いとしては、ソール前方に搭載されている固定ウェイトの位置が大きく異なっています。
SIM2ドライバーではセンター寄りなのに対して、SIM2 MAX-Dドライバーでは極端にヒール寄りになっています。
SIM2 MAXは両者の中間ぐらいに位置していて、程よいボールのつかまり具合となっています。
名称からは、SIM2 MAX-Dドライバーがドローバイアスで、スライス改善効果が高いような印象を受けますが、テーラーメイドのドライバーは基本的にフェードバイアスになってい（ると日本人には感じられ）ますので、アスリート向けのSIM2と比べると、つかまり感があるが、一般的なドライバーと比べると、ややフェードバイアスぐらいな感じです。
SIM2シリーズは、SIMシリーズととても良く似ていますが、構造は全く異なっています。それでいて特徴は維持されているのが見事というか不思議なところです。
最大の特徴は、フォージドアルミニウムリングと呼ばれるブルーのパーツが採用され、溶接ではなく接着で組み立てられている点です。
ゴルフクラブでは珍しく、アルミニウム素材が用いられていて、カーボン頼みで限界が見えつつある軽量化が、今一度、前進したような印象を与えてくれます。
前作のSIMと同様に、イナーシャジェネレータが搭載され、最深部となるソール後方にはウェイトが搭載されています。
イナーシャジェネレータそのものもカーボン素材になっていて、後方には24gのタングステンウェイトが搭載されています。
深重心設計で、より慣性モーメントが大きくなっていますので、直進性・寛容性が高まっています。
SIM2 MAXドライバーの試打 その１！プロがトラックマンで計測試打
試打ラボ しだるTVさんによる試打動画です。
テーラーメイドのSIM2 MAXドライバーを使って計測試打しています。
SIM2 MAXドライバーの試打 その２！3種類のドライバーでスライスしないモデルをアマチュアゴルファーが試打検証
Pika golfさんによる試打動画です。
アマチュアでスライサーという参考になる立場で、等身大の試打評価をされています。スライスが出にくいクラブの順位については、意外な結果となっています。もしかすると、ロフト角も関係しているのかなとも思います。
SIM2 MAXドライバーの試打 その３！横田真一がSIM2シリーズの3機種のドライバーを試打・評価
youtuberとなるためにクラブ契約フリーとなった横田真一さん。しがらみのない立場でクラブの評価をされています。
SIM2 MAXドライバーのスペックとシャフト
| メーカー | テーラーメイド |
| 製品名 | SIM2 MAX ドライバー |
| ヘッド体積 | 460cc |
| ロフト角 | 9.0、10.5、12.0° |
| ライ角 | 56.0° |
| シャフト | TENSEI BLUE TM50('21) |
| フレックス | R、SR、S |
| 長さ | 45.75 |
| クラブ重量 | 約300g（S） |
| バランス | D3（S） |
