PRGR(プロギア)の「GR」だけ太い理由、知ってる?PRGRの生い立ち、ブランドイメージまとめ
ゴルフクラブの世界では、国内ではゼクシオ、スリクソン、クリーブランドを運営するダンロップが強く、海外ではテーラーメイド、キャロウェイといったメーカーがとても強いです。
国内では、ダンロップ以外にも、ブリヂストン、ミズノ、ヤマハ、プロギアなど、有名メーカーがゴルフ業界に参入しています。
本記事では、国内メーカーのプロギアについて、企業名・ブランドの由来・意味、どのような生い立ちで、市場ではどのようなイメージを持たれているか調べてみました。
プロギアとは!?
そもそもPRGRですが、これは横浜ゴムのグループ会社です。
ブリヂストン、ダンロップと同様に、横浜ゴムも自動車などのタイヤ事業で有名な企業で、タイヤメーカー、ゴムメーカーとして認識されている方が多いと思います。
こういった企業が何故ゴルフ業界に参入しているかというと、ゴルフボールがゴム製品であることから、ゴルフメーカーの請負から、自社ブランドの確立に転換していったようです。
タイトリストも元々はゴルフボールの企業ですが、ツアープロとの情報交換が頻繁に行えるおとから、プロの意見を取り入れたクラブ作りの分野に発展していきましたので、ゴルフクラブがスタート地点ではない企業は、この他にも多数存在します。
プロギアの名前の由来
プロギアの名前は、「プロフェッショナル・ギア」というから来ていて、これを略して「プロギア」となっています。
「ゴルフ道具作りのプロでありたい」、「アマチュアゴルファーもプロのような飛距離、確率で打てるギアを作る」といった創業時の想いが込められています。
*参考:https://www.prgr-golf.com/blog/archives/15
なお、プロギアのロゴがPRGRとなったのは、スタイリッシュにするためで、当時は母音を省くことが流行っていたそうです。日本国内ではPRGRはプロギアと読まれますが、海外ではピーアールジーアールと呼ばれているそうです。
ggrksとかkyとか、ネット社会では普通に使われていますので、現代にとてもあっているロゴですね。
PRGRの「GR」が太い理由
*引用:https://www.prgr-golf.com/
こちらがプロギアのロゴです。
よく見かけるロゴですが、大文字の英語4文字で構成されていますが、最初の2文字は細く、後ろの2文字は太くなっています。
これは、単に格好をつけているわけではなく、しっかりとした理由があります。
プロギアを立ち上げた時、「ゴルフ業界にニューエントリーするには、他には無い全く新しい複合理論と製品でなくてはらない。」というコンセプトがあったそうです。
この複合という意味を込めて、細字と太字が組み合わされています。
プロギアに対するイメージ
個人的なプロギアへのイメージ・想いとしては、極端に大重心角のドライバーを作ったり、高反発モデルをリリースしたり、常識にとらわれないモノヅクリの精神が感じられて、とてもわくわくするメーカーです。
それでいてRSシリーズの性能はアスリートからも評価されていますので、「発想力」と「技術力」に優れたメーカーだと思います。
R&Aから指摘を受けた件も、ギリギリを攻めた結果なのだろうと、筆者としては逆に好感を覚えています。
さて、そのようなプロギアが一般ゴルファーの間でどのように認知されているか、ネット上での書き込みを調べてまとめてみました。
プロギア→革新的なアイディアで型破りなモノを生み出すがやはり初心者モデルは無し(2021年1月)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10238070080
後発1983年に参入。色々と革新的理論を発表し地位を築いた。最初にヘッドスピード理論を持ち込んだ「ヘッドスピードを計ろう」のキャッチコピーは有名。設計家T氏と組んでタラコアイアン(現在のUTの原型)で業界に旋風を巻き起こした。もともと素人集団なのでゴルフの常識から外れた革新的な事をやるメーカーだったが、最近はおとなしいか(笑い)。(2012年12月)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498559419
プロギアはデータリバースの赤チタン・黒チタンのイメージが強く、後発のタイヤ屋もよく頑張ってるな~という感じ(笑。(2012年12月)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498559419
ブリジストン・ダンロップ・プロギア ゴム屋さんでもゴルフ用品を出すミステリー。(2012年12月)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1498559419
一匹狼。協調性?カンケーね~!みたいな…広告はかっこいいとは思うんですけどニッチすぎる気もするんですよね~。たぶん一生買わないでしょう。(2012年4月)
谷原秀人、矢野東、・・・あまりアスリートイメージではない感じ(2008年8月)https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1018278485
人それぞれ、解釈は色々ですね。
国内メーカーを見ていると、アスリート向けが強い、アベレージゴルファー向けが強い、シニア向けが強い、といった具合で、得意分野が偏っている印象があります。
その中でも、プロギアは全方位的に良いモノヅクリをしているように思います。
最近の話題の中心は女子プロゴルファーに集まりがちですので、契約プロを増やして優勝してもらえると、一気に注目が集まるように思います。